C# Web Forms 独習ASP.NET Web Forms

独習 ASP.NET Webフォームを読んで学んだことをまとめてみました。Part.9

前回に引き続き、「独習 ASP.NET Webフォーム(第6版)」

読んで学んだことを少しずつ記事にまとめていきたいと思います。

読んで学んでインプットするだけではなく、

ブログ記事にまとめてアウトプットして理解を深めていきたいと思います。

ASP.NETの3つの重要な仕組み

ASP.NETには、特徴的な仕組みいくつかありますが、

その中でも次の3つの重要な仕組みがポイントとなっています。

  • サーバーコントロール
  • イベントドリブンモデル
  • ビューステート

今回は上記の3つの仕組みについて重点を置いて解説していきたいと思います。

サーバーコントロール について

前回の記事でも少し触れていますが、

Webページのデザインのために利用することができる定型的なパーツ(部品)のことを

「サーバーコントロール」と呼んでいます。

さらに、そのサーバーコントロールのパーツには、様々な種類があり、

ASP.NET側で既に用意されていて、Visual Studioのツールボックス(画面右側のウィンドウ)から選択して
利用することが可能となっています。

テキストボックスやボタン等の単純なパーツからグリッド表やカレンダー、ナビゲーションツリーのような複雑なパーツまで80種類以上のサーバーコントロールが用意されています。

また、データベースから取得したデータをグリッド表に表示したいような場面では、

グリッド表をデザインビューに貼り付けて、そこにデータを自動的に格納させる設定をするだけで簡単にそれを実現することが可能です。


イベントドリブンモデル について

Webページ上では、「ボタンがクリックされた」「ラジオボタンを切り替えた」などのさまざまなイベントが発生します。

それらのイベントが発生したタイミングで実行されるソースコードを実装していくようなプログラミングのモデルのことを「イベントドリブンモデル(イベント駆動)」と呼びます。

ASP.NETでは、このイベントドリブンモデルが採用されていて、

デザインビューで設計したサーバーコントロールごとのイベントに対して処理を行うコードを記述して開発を進めていくような流れとなっています。

また、コントロールに対してイベントを発生させたときの処理を記述するコードのことは
イベントハンドラーやイベントプロシージャと呼ばれています。

ビューステート について

ビューステートとは、その名の通り、現在のWebページの状態を保持するための仕組みのことです。

サーバーサイドでは、テキストボックスの値が変更されたり、ラジオボタンが切り替わったりした場合に

ビューステートの仕組みを使ってページの以前の状態を復元させることで、ページの値などが変更されたという事実を特定して変更系の処理を実施することができます。

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