SequelizeとNode.jsを使用したデータベース操作、主に取得/追加/更新/削除の方法について解説します。
DBのデータの取得
データベースからデータを取得するには、Sequelizeのモデルを使用します。
以下のコード例では、ユーザーモデルを使用してデータベースからユーザー情報を取得する方法になります。
const User = require('./models/User');
// 全てのユーザーを取得する
User.findAll()
.then(users => {
console.log(users);
})
.catch(err => {
console.error('ユーザーの取得エラー:', err);
});
// IDでユーザーを取得する
User.findByPk(1)
.then(user => {
console.log(user);
})
.catch(err => {
console.error('ユーザーの取得エラー:', err);
});
DBにデータを追加する
データベースにデータを追加するには、Sequelizeのモデルを使用して新しいレコードを作成します。
以下のコード例では、新しいユーザーを作成してデータベースに追加する方法となります。
const User = require('./models/User');
// 新しいユーザーを作成する
User.create({
firstName: 'John',
lastName: 'Doe',
email: 'john@example.com',
})
.then(user => {
console.log('ユーザーが作成されました:', user);
})
.catch(err => {
console.error('ユーザーの作成エラー:', err);
});
DBのデータを更新する
データベースのデータを更新するには、Sequelizeのモデルを使用して既存のレコードを更新します。
以下のコード例では、ユーザーの情報を更新する方法となります。
const User = require('./models/User');
// ユーザーを更新する
User.update(
{
firstName: 'Jane',
lastName: 'Doe',
email: 'jane@example.com',
},
{
where: {
id: 1,
},
}
)
.then(numAffectedRows => {
console.log(numAffectedRows, '件のユーザーが更新されました');
})
.catch(err => {
console.error('ユーザーの更新エラー:', err);
});
DBのデータを削除する
データベースからデータを削除するには、Sequelizeのモデルを使用して該当するレコードを削除します。
以下のコード例では、ユーザーを削除する方法となります。
const User = require('./models/User');
// ユーザーを削除する
User.destroy({
where: {
id: 1,
},
})
.then(numAffectedRows => {
console.log(numAffectedRows, '件のユーザーが削除されました');
})
.catch(err => {
console.error('ユーザーの削除エラー:', err);
});