プログラミング

【 Node.js 】Express.js メリットと導入方法を解説

Node.jsのためのフレームワークであるExpress.jsについて、使用用途やそのメリット、導入方法について解説します。

Node.js Express.js

Express.js とは

Express.jsは、Node.jsのためのフレームワークであり、WebアプリケーションやAPIの開発を簡素化するために設計されています。

また、Node.jsの柔軟性と高速性を活かしながら、シンプルなコードを書くことができます。

以下にExpress.jsの主なメリットをいくつか紹介します。

柔軟性

Express.jsはミドルウェア(middleware)の概念を採用しており、リクエストとレスポンスの間で処理を追加することができます。

例えば、ログ記録や認証、セッション管理などの一般的なタスクを簡単に実装できます。

下記のソースコード例では、リクエストごとにログを記録するミドルウェアを追加しています。

app.use((req, res, next) => {
  console.log('ログ記録中...');
  next();
});

ルーティング

Express.jsはルーティング機能を提供しており、異なるURLに基づいてリクエストを処理し、特定のコードを実行することができます。

下記のソースコード例では、ルートURLへのGETリクエストに対して "Hello, Express!" というレスポンスを返す例となります。

app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, Express!');
});

Express.jsの導入方法

Express.jsの導入方法について、以下で手順に沿って説明していきます。

Node.jsのインストール

まず、Node.jsの公式ウェブサイトから最新バージョンのNode.jsをダウンロードし、インストールします。

プロジェクトの作成

新しいディレクトリを作成し、コマンドラインでそのディレクトリに移動します。

パッケージの初期化

マンドラインでnpm initコマンドを実行し、プロジェクトのパッケージファイル(package.json)を作成します。

Express.jsのインストール

コマンドラインでnpm install expressコマンドを実行し、Express.jsパッケージをインストールします。

サンプルコードの作成

プロジェクトディレクトリ内に新しいファイル(例:index.js)を作成し、Express.jsを使用したサンプルコードを記述します。
下記のソースコード例を参考にしてください。

const express = require('express');
const app = express();

app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, Express!');
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server started on port 3000');
});

サーバの起動

コマンドラインでnode index.jsコマンドを実行し、サーバを起動します。

以上がExpress.jsの導入手順です。

Express.jsはシンプルで柔軟なフレームワークであり、Node.jsを使ったWebアプリケーション開発において非常に便利です。

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